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siggraph2016_colorization を公開してからの大量のアクセスを捌くためにやったこと
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siggraph2016_colorization を公開してからの大量のアクセスを捌くためにやったこと

背景 前回の記事で書いた、早稲田大 石川研の方々の白黒写真に着色するプログラムをWebで動かすサービスを公開したところ、予想以上にバズって驚いている。まさかITMediaに、加えてねとらぼの方にも掲載される日が来るとは夢にも思わなかった。ちょっとバズったら嬉しいな〜という下心が無かったといえばそんなことはなく、それでTweetするボタンをつけてみたりしたが、まさかここまでとは。という心境だ。 おかげさまで、公開からの5日間(6/5〜6/9)で3万人近いユニークユーザに訪問していただき、13万を超えるページビュー(PV)を記録した。ありがたい限りだ。 一方、急なアクセスの増大に対して、サービスを安定させて動かすためにいくつか改良を行った。私個人が作ったこれまでのサービスはだいたい閑古鳥が鳴いているし、業務でもだいたいコンセプト実証のためのコードを書いているので、これまでトラフィックやパフォーマンスの問題に直面することはなかった。今回アクセスが増えるのを横目に見ながら、

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Emoji: 🍣 SUSHI (U+1F363) のスポンサー証明書が届いた
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Emoji: 🍣 SUSHI (U+1F363) のスポンサー証明書が届いた

先日の記事にUnicodeコンソーシアムのスポンサーになったことを書いたが、紙面での証明書が届いたので報告する。この証明書は、寄付を行う際に "I would like a paper certificate." のチェックを入れることで送られてくる。 証明書のと封筒。送り元は The Unicode Consortium PO Box 391476 Mt. View, CA 94039-1476 となっていた。 証明書で隠した部分には住所が書かれており、iPhoneで隠した部分には宛名と住所を含むバーコードが貼られている[1]。 紙面でのスポンサーの期間は

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Emoji: 🍣 SUSHI (U+1F363) のブロンズスポンサーになった
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Emoji: 🍣 SUSHI (U+1F363) のブロンズスポンサーになった

2016年4月6日よりUnicodeコンソーシアムのブロンズスポンサーになった。ブロンズスポンサーになると、1つの文字を選び、その文字と共に自分の名前をUnicode.org上に表示してもらうことができる。僕は🍣を選んだ。よって、Unicode.org上には🍣のemojiと共に僕の名前が刻まれている。スポンサーの期間は1年間だ。 @mecab is now a Bronze sponsor of SUSHI!#UnicodeSponsor https://t.co/saM1YtiUrj pic.twitter.com/yh2tYwW4KO —

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CooRieトーク&ライブ melodiumeeting に行った+感想
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CooRieトーク&ライブ melodiumeeting に行った+感想

3月27日にCooRie rinoさんのトーク&ライブ melodiumeeting に行った。本記事はその感想である。このイベントは1月の定例ライブ(感想記事)でアナウンスされたものだ。その際の記事にも書いたが、rinoさんの今年の抱負は「歌を歌う」ということだそうだ。最近はシンガーソングライターとして、曲や詞を書くことが多くなってきたが、やはり彼女の原点は歌を歌うことだということで、年に一度の定例ライブ以外にもステージに立つ機会を増やしたいという。そのような経緯で、早速今回のトーク&ライブという形のカジュアルなイベントを開くに至ったということだ。 毎年南青山でのライブが終わると一年間待ち遠しいのでこれは嬉しい。ちなみに嬉しさのあまり一週間先走ってしまった。 なんか人居なくね???って思ったらmelodiumeetingの日付一週間間違えてたwww 頑張って走ったのに... pic.twitter.com/dEBUVtDZ7r —

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Knockout.jsで新しいコンテンツが現在のコンテンツの上からスライドして入ってくるトランジションを作る
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Knockout.jsで新しいコンテンツが現在のコンテンツの上からスライドして入ってくるトランジションを作る

本記事ではタイトルに示すようにKnockout.jsで新しいコンテンツが現在のコンテンツの上からスライドして入ってくるトランジションの実装方法を説明する。文章だけではわかりにくいので以下に成果物のGIFを示す。 Knockout.jsでは、templateバインディングを用いると、ある種類のデータを表示するためのテンプレートを定義しておき、JS上でデータを与えると自動的にそのテンプレートを用いて描画するということができる。新しいデータを設定すると、明示的に変更を反映するような操作を行わずとも表示も更新される。 templateバインディングを拡張すれば、描画の前後にDOMの操作を行う新たなバインディングを作成することができる。これを利用して、 描画する直前に元々の要素をクローンする 元の要素を画面外右側へ移動する 元の要素を新しいデータで更新する 元の要素を通常の場所までトランジション付きで移動させる 移動が完了したら、クローンした要素を消す という手順で目標が達成できる。 完全なコードを以下に示す。なお、トランジションの時間もバインディングの際のプロパティで指定できるようにしてみた。 HTML: <!DOCTYPE html> <html&

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ownCloudをDockerで導入した
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ownCloudをDockerで導入した

概要 本記事では、Dropboxのようなオンラインストレージをオンプレミスで構築することができるソフトウェアであるownCloudを導入する方法を説明する。今回は、公式で配布されているDockerイメージを使って導入するため、比較的手軽に導入できる。ただし、読者はDockerに関する最低限の知識を必要とするだろう。加えて記事中では、イメージに変更を加えownCloudが動作するユーザとグループを変更する方法についても述べる。これは、ある事情から、特定のユーザからしか読めない既存のディレクトリをownCloudに管理させる必要があったために行った。 背景と環境 自宅でサーバを動かしNASを運用しているが、それならばownCloudを入れると色々捗るという話を同僚から聞いたということが発端となり、導入してみた。ownCloudは、Dropboxのようなオンラインストレージをオンプレミスで構築するためのオープンソースのソフトウェアだ。すなわち自分が管理するNASに導入すれば、搭載されているHDD/SSDの範囲内で無限オンラインストレージが実現できる。 個人的には無限オンラインストレージがほしいということよりも、NAS上のファイルにWebブラウザからアクセスできるようになることが嬉しい。これまで何度かその必要に迫られることがあり、そのたびscpするのはめんどくさいなーと思っていたところだった。この理由から、今回の目標として: ownCloudを導入する ホーム(

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CooRie Acoustic Live 2016 melodium2 に行った+感想
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CooRie Acoustic Live 2016 melodium2 に行った+感想

2016年1月23日に、CooRie Acoustic Live 2016 melodiumに行ってきた。CooRieは基本的に年に1度南青山MANDARAでアコースティックライブを行っている。曰く、デビューして初めて?ライブを行った場所で、思い入れがあり、彼女にとって大変神聖な場所とのこと。僕はこのライブを数年前より毎年聴きに行っており、今回も行ってきた。昨年のライブに関しての記事はこちらで読める。セットリスト は公式ブログで公開されている。 今回のライブは、その名前が示すように先日2015年12月9日に発売されたセルフカバーミニアルバム「melodium2」のリリース記念という意味もあり、CDに含まれている6曲がすべてセットリストに含まれていた。全曲長田さんアレンジということもあってか、個人的にmelodium2は好きな曲が多いのでこれはとても嬉しかった。なお、夜行バスで旅行に行く際にイヤホンでずっと聴いているというのがCDを初めて聴いた時の状況であり、その結果テンションが上がってあんまり寝られなかった程に好きな曲が多かった。アップテンポな曲は特に好みだ。 melodium 2

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ghost

GhostのデフォルトテーマであるCasperの日本語対応フォークを公開した

どこで https://github.com/mecab/Casper-ja で。 説明 このblogを始めた時の記事で書いたように、このblogはGhostというブログシステムで動いている。これに書いたように、Ghostはシンプルかつ軽量で、また導入も簡単で非常によい。デフォルトのテーマであるCasperも美しいのだが、日本語の記事を書いた際に問題が起こることに気づいた。 ??? pic.twitter.com/yu0Q0dYMtL — スプラッシュボム (@mecab) December 27, 2015 すなわち、見出しに書いた文字列について、意図しない組文字化が行われてしまうことである。これは、CSSでfont-feature-settingsが設定され、dligすなわちdiscretionary ligatures(任意の合字)が有効化されているためである。合字とは、複数の文字をつなげたり重ねたりして1つの文字のように表記することであるが、フォントによってはff, fiのような一般的な合字のみでなく、特殊な(あるいは使いどころを選ぶ)合字が設定されている。日本語では組文字が任意の合字として設定されていることがある[1]。 CasperのCSSでは、

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node

Node.jsでconnect-assetsを使ったアセットのビルドと配信をする+bourbon, neat, bittersを使ってみる

概要 本記事では、Node.jsでconnect-assetsを使ってアセットをビルドする方法を説明し、またこの仕組みの上でbourbon、neatおよびbittersを使ったWebページを提供する方法を一例として説明する。connect-assetsはRailsのSprocketsのようなものだ。 なお、本記事によって作成される最終的な成果物の例は、https://github.com/mecab/blog-20151228-connect-assets に公開されている。 背景 最近はフロントエンドのJSをずっと書いているものの、CSSもJSも生のそれらをベタ書きして静的に垂れ流しているだけで、ちゃんとビルドしたりminifyしたりということをしていなかった。これはさすがにフロントエンド力が足りなさすぎるのでは...と不安になったのでようやくこの辺りの環境を作ってみることにした。 主な目標は1)JSとCSSといったアセットをビルドすること。特にCSSはSASS/SCSSからビルドすること。 2)開発中は元のアセットに変更を加えたら即時に反映されるようにする一方、本番運用時は事前にすべてのアセットをビルドして、静的に提供できる状況を作ること。である。 上記の環境を試すにあたって、適当にSCSSを書いても良いのだが、最近bourbon、neat、bittersというCSSフレームワークがいい感じらしいという記事を見て、またこれらはSCSSで書かれているので、ついでにこれらを使ったSCSSをビルドしてみることにした。 今回はGruntやGulpで変更を監視してビルドするスクリプトを書く方法は取らなかった。ちょっとしたプロジェクトには大掛かりすぎるなと思ったこと(一度スクリプトを書いてしまえば使いまわせるのだろうけれど、それはそれでコピペしまくることになって、後から変更するときによくわからないことになりそうだし)と、ビルドツールが乱立していて、

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Good Country Indexを地図上に可視化した、Good Country Mapを作った

Good Country Indexを地図上に可視化した、Good Country Mapを作った

概要 ある国がどれだけ地球や人類に貢献しているかを表す Good Country Index を地図上に可視化した。http://gci.misosi.ru/ で公開している。 背景 Good Country Indexというものがある。これは、サイモン・アンホルトら英国の政策アドバイザーらが作成した、ある国がどれだけ地球、そして人類全体に対して貢献しているかをランク付けしたものである。 貢献度合いはScience and Technology(科学技術)、Culture(文化)、Int'l Peace and Security(

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『The DevOps 逆転だ!究極の継続的デリバリー』を読んだ
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『The DevOps 逆転だ!究極の継続的デリバリー』を読んだ

『The DevOps 逆転だ!究極の継続的デリバリー』(ジーン=キム、ケビン=ベア、ジョージ=スパッフォード著、榊原彰監修、長尾高弘訳)を読んだ。本書は小説の形でケーススタディを行いながらDevOpsとは何かを解説するものである。経済学でいうところの「もしドラ」のような本だ。友人が絶賛していたのでうっかりポチって読んだ。以下はその感想であり、当然のようにネタバレを含む。 IT運用部長である主人公が突然CEOに呼び出され、CIOに任命されるところから始まる。IT部門は腐りきっており、プロジェクトは常に炎上しているうえ、デプロイも毎回のようにトラブルを起こすような状態である。さらに事業部は気が狂ったような開発スケジュールを引いてくる。そのような状況の中、主人公は開発と運用が協力してシステムを作り上げるプロセス、いわゆるDevOpsを実現するという内容だ。ここで、

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drone

都道府県ごとにドローンの規制状況をまとめた

2016/1/13 追記 このblogで一番多く読まれている記事が、未だにこの記事ということもあり追記しておく。 12月10日の改正航空法の施行により、下記に記載していた各自治体の条例による規制に加えて、法律による規制が加わっている。国土交通省のWebページに示されているとおり、空港周辺[1]及び人口集中地区における飛行が禁止された。人口集中地区はjSTAT Mapを使って確認できる(人口集中地区の確認方法 [PDF])が、基本的にいわゆる「街っぽい」ところでは許可を得ないかぎり飛行ができなくなった。 また、空港周辺や人口集中地区以外でも、 [1] 日中(日出から日没まで)に飛行させること [2] 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること [3] 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること [4] 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと [5] 爆発物など危険物を輸送しないこと [6] 無人航空機から物を投下しないこと という規制が行われる。これらの規制は自宅の庭など私有地内においても適用されるので注意されたい。 すなわち、今後飛行できる範囲としては、

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善光寺御開帳および上高地に行った(Part 1/2 善光寺編)
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善光寺御開帳および上高地に行った(Part 1/2 善光寺編)

2015/05/20 01:47 エイリアスに回向柱という名前があるとの指摘を同行者から受けたので追記した。 2015年5月16日から17日にかけて、長野に行き、善光寺御開帳を見つつ上高地を歩いた。本記事はそのうち善光寺に関して言及する。 当日、9時04分東京発の長野新幹線あさまで出発する予定だったところを、華麗に目覚ましの設定時間を間違えて遅刻し幸先の良いスタートを切った。9時56分発のあさまで向かった(すみませんでした)。 長野駅は御開帳ムードに包まれていた。 善光寺の御本尊は秘仏とされており見ることはできない。御身代わりとして御本尊を模した前立本尊が作られたが、これも半分秘仏化しており7年に1度しか見ることができない[1]。前立本尊が公開されることが御開帳であり、今年2015年はその年にあたる。 善光寺は長野駅からそう離れておらずアクセスは便利だ。行きはタクシーで1,200円程度だった。複数人で乗るなら悪くない選択肢だ。ちなみに帰りは循環しているコミュニティバスを使って長野駅に戻った。確か150円だったように記憶している。 そうそうしている間に到着したわけだが、思った以上に混みすぎていてつらかった。

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福岡空港で預けた手荷物の回収を忘れたまま到着ロビーに出てしまった

福岡空港で預けた手荷物の回収を忘れたまま到着ロビーに出てしまった

結論 到着ゲート前の警備員さんに話して、手荷物引換証を提示すれば普通に再入場させてくれる。恐れるな。 経緯 帰省のために羽田空港から福岡空港まで飛んだ。今回は荷物が大量にあったため、いくつかの荷物を羽田空港で預けておいた。 無事福岡についたのだが、飛行機を降りた後に 最近、typoした一つ前のコマンドを良きに計らってくれるコマンドこと"fuck"が流行ってるけどあれ便利そうなので導入してみたいと思う (FUKつながり) (@ 福岡空港 (Fukuoka Airport) (FUK/RJFF)) https://t.co/fRs5aEzgf6 — 寿さない (@mecab) April

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PT3とChinachuを使ったTVの視聴および録画環境を構築した

新調したサーバについては、まだTVの録画環境を構築していなかった。というのも、以前までPT2を使って録画していたが、新しいサーバのマザーボードにはPCI(exでない)のソケットが無かったからだ。時の流れは非情だ。 今期から響け!ユーフォニアムが放送されるわけだが、僕としてはこれは録画しておきたいと思った[1]ため、急遽PT3を購入し、視聴および録画できる環境を整えようと思ったわけである。 旧サーバでは、ホストOSがWindows Serverだったため、EpgDataCap_Bonを使って録画し、また別のPCから視聴できるようにSpinelをかませたりなどしていたが、今回はホストOSがDebian Wheezyである。Linux上での当該環境の構築は初めてであったため、メモも兼ねて記録を残しておく。 ところで、本来はホストOSの環境を汚さないためにゲストOSに環境を作ってPCIパススルーを...としたかったところだが、CPUがIntel VT-dに対応していなかったので断念した。やっぱりCore i5にしておけば良かったと今は後悔している。 なお、この記事は研究目的のために公開される。筆者は内容の正確性について保証せず、かつ本記事を参照したことによって起こるすべての結果について責任を負わない。 環境 OS: Debian Wheezy チューナー: アースソフト PT3 カードリーダー:

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大学院修了から1年経ったので振り返る+新生活を始めるにあたって買って良かったものと買わなかったけど困らなかったもの

大学院は卒業でなく修了だった...。俺は何をやっていたのか。ということでタイトルを修正した (2015/4/1 9:08) typo修正 (2017/1/7 15:30) つくばから神奈川に引っ越してちょうど1年がたった。本当にちょうど1年だ。去年の今頃(2014年3月31日23時)はつくばでレンタルしたトラックを返し終え、焦りながら終電1歩手前の電車で現在の住居へ向かっていたはずだ。そういえばスーツ用バッグを買っていないのを思い出し、急いで購入したのも東京へ向かう直前だった気がする。この家に到着した後は部屋を片付け、入浴しようと思ったところでガスを開通させていなかったことに気づいて泣く。次回の引っ越しにおいてはバタバタとならないよう気をつけたい。 さて、本エントリでは入社して1年経ったことについて振り返りつつ、現在の居住環境について特筆すべき点を主に物資の観点から述べる。就職すべきか迷っている人および新生活を始める人は参考になるかもしれない。 ここ1年の振り返り いわゆる社会人、あるいはサラリーマンになって1年が経った。これにより何か自分の中で大きく変わったかというと、案外そうでもない。D進しなかったことについては後ろ髪を引かれる思いであったし、加えて入社するまで、社会というところは非常に殺伐としている恐ろしいところで、入ったら最後、社会の歯車として自我を捨て定年を迎えるまで馬車馬のように働かなければならないという恐れがありビクビクしていたので、それほどでもなくほっとしているというところが正直なところである[1]。理由としては部署の方およびその環境と、これに加えて同期の存在が大きいと思うので感謝の限りだ。 とはいえ、

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NG 2342 を XT-1 + XF35mm F1.4 Rのために購入した

NG 2342 を XT-1 + XF35mm F1.4 Rのために購入した

先日National GeographicsのカメラバッグであるところのNG2342を購入した。入れ口の部分が若干小さく、表題のカメラ+レンズを収納するにあたって出し入れがややしづらいところはあるが、概ね満足している。 これまで、MacBook Air 13inchが入る程度のいつも持ち歩いているバッグに裸で入れて運んでいたが、どこかにぶつけるたびに怖い思いをしていたのでさすがにカメラバッグを購入することにした。要件として、1)XT-1にXF35mm F1.4Rとレンズフードを付けた状態で丁度収まること、2)カメラを収納した状態で前述のバッグに入れることができること[1]、および 3)デザインが悪くないことを定め、量販店で色々試しながら決めた。 外観はまぁナショジオですねという感じで良くも悪くも普通だ。なお説明書によれば アンティーク仕上げの真鍮製バックルは、昔の「探検家」へのオマージュ らしい。

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CooRie Acoustic Live 2015 春風とクリシェ 感想
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CooRie Acoustic Live 2015 春風とクリシェ 感想

![CooRie Acoustic Live 2015の会場南青山MANDARAの前に置かれていた看板](https://farm8.staticflickr.com/7613/16669528129_bc2e27bb4d_z.jpg) (2016年1月25日: 敬称のつけ忘れを修正) 2015年3月14日に、CooRie Acoustic Live 2015 春風とクリシェに行ってきた。CooRieは基本的に年に1度南青山MANDARAでアコースティックライブを行っている。曰く、デビューして初めて?ライブを行った場所で、思い入れがあり、彼女にとって大変神聖な場所とのこと。僕はこのライブを数年前より毎年聴きに行っており、今回も行ってきた。セットリストは公式ブログで公開されている

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Macでシステム管理者によって無効にされたシステム環境設定項目に気合でアクセスする

2015/5/2 削除するファイルの誤りを訂正。Yosemiteでも動作を確認したことについて追記。 序言 あなたが触れられないように設定されていることには何かしら理由があるのではないだろうか (cf. 悪法も法) 環境 OSX 10.9 Mavericks OSX 10.10 Yosemite 方法 /Applications/System Preferences.app をコピーする[1] コピーしたSystem Preferences.app の内容を開く(コンテキストメニュー → Show Package Contents) System Preferences.app/Contents/Resources ==System Preferences.app/Contents/Resources/NSPrefPaneGroups.

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samba vfs_shadow_copy2とZFS snapshotでsambaでも「以前のバージョン」を使う
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samba vfs_shadow_copy2とZFS snapshotでsambaでも「以前のバージョン」を使う

Windows 7以降では「以前のバージョン」と呼ばれる機能があり、NTFSのスナップショットにエクスプローラからアクセスし、特定のファイルの以前のバージョンを復元させたり、あるいはファイルシステムの過去の状態をブラウズすることができる。 この機能はSMBによる共有フォルダ上でも利用できる。これまで僕は当該機能はsambaではサポートされておらず、使いたい場合はフォルダを共有する側のOSとしてWindowsを利用しなければならないと思いこんでいたが、どうやらsambaでもshadow_copy2 VFSモジュールを使うことで利用できるらしく、さらにZFSが提供するスナップショットをそのまま利用できることが分かったので設定した。なお、ZFSはZFS on Linuxで利用している。 環境 Debian Wheezy 7.8 ZFS on Linux 0.6.3 Samba

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755の札束で殴りまくる感じは嫌いじゃない、あるいはLineユーザが老害になる日は案外近いかもしれない

以下の文章は職場のイケメンと話していたことのまとめだ。 最近はrwxr-xr-xこと755が凄まじい勢いで広告されているのをよく見かける。TLにも複数の芸能人による755始めました!とのpostがPromoted Tweetとして流れてくる。時々「期間限定で始めました!」というものもある。お金と契約の匂いが漂う。以前より僕はお金の匂いがするインターネットは好きではなかったが、最近ではあからさまに札束で殴っているようなサービスは一周回って嫌いでは無くなってきた。 ところで、755が芸能人の投稿が見れる、または芸能人とトークができるアプリとして広告されているのは非常によくできた戦略だと感じている。基本的に我々がTwitterやFacebook、あるいはLineのような特定のにロックインされているのは、「すでに周りの人が使っている」ということが理由だろう。機能的に素晴らしいサービスであったとしても、人がいないと使い物にならない。しかし、芸能人と話せるアプリならば、そもそも人がいない問題は問題にならない。加えて、同世代の中で最もはやく携帯電話を手に入れた人にも訴求できる点になりそうだ。 また、完全に主観と偏見であるものの、女の子を多く取り込むことができるだろう。芸能人の情報を積極的に追うのはどちらかというと男の子よりも女の子である気がする。女がサービスを使えば、男は勝手にやってくる[1]。上記のイケメン曰く、実際に755では女の子が太ももなどの自撮り写真を上げていることがあり、それに対して大量の男性が「ウォッチ!」、すなわちFacebookでいうところのいいね!をしているらしい。 ここまで書いたところで 新世代トークアプリ「755」について僕が感じていること - razokulover

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ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカードが届いた

この記事の9割5分はタイトルで終わりだ。 ANAは結構好きなのでマイルをためており、普通のANAカードは以前より持っていた。東急線を使って通勤しているので、PASMOと一体になっており、さらに東急のポイントもたまる本カードは作らない理由がなかったのだが、めんどくさくて放置していた。しかしつい先日ちょうど駅に臨時の申し込みブースが設置されていたので申し込んだところだった。本カードは基本的に他のANAカードと重複して持つことができるので良い。そういえば、マスターカードはまだ持っていなかったのでその点でもちょうど良かった。 本日到着したが、予想はしていたもののデザインも表面の加工も普通のANAカードのほうが質が良いように思う。エンボスが無い[1]し光沢もなく残念な感じだ。 現在のPASMOを投げ捨ててスッキリしたいところだが、定期が2ヶ月残っているのが歯がゆい。PASMOからPASMOへの定期券の移し替えができないことを今さっき知った。 現在キャンペーン中で、本カードを申し込むと抽選で8月にANAの機体工場および東急の教習所の見学に行けるようなので、とりあえず申し込んでおいた。 もっともこれはPASMOがついているため仕方ないが ↩︎

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iX5000でPGBKを思い通りに出したかった

プリンタにCanon iX5000を使っている。Photoshopで原稿を作っていたのだが、印刷しようとすると、どう頑張っても#000000の文字をPGBKで出してくれなかった。CMYの染料インクを使った滲んだものになってしまった。 頑張った、というのは具体的にはカラーモードをCMYKにして(C,M,Y,K)=(0,0,0,100)にして、校正を出来る限り切ってみたり(残念ながら色校正について十分な知識がないのでこれが正しいのかは分からない)、カラーモードをグレースケールにしてみたり、グレースケール印刷にドライバ側で設定してみたりした。 数十分間悩んだ挙句、紙とインクを無駄にしたところでふと思いついてPDFで出力し、Acrobat Readerから印刷してみたらあっけなく解決した。 結論としては、iX5000で印刷する場合、かつ黒にはPGBKを使ってほしいという思い入れが強い場合は一旦PDFで出力したほうが良い。なお、文字やパスなどのベクタ画像に限られるかもしれないと思って実験したが、ビットマップ画像でも問題ないようだ。少なくとも#000000についてはPGBKを使って印刷される。

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サーバを新調した

サーバを新調した

先の記事で述べたようにサーバを新調した。 構成は CPU: Intel Core i3-4130T (Haswell) マザボ: ASUS B85M-G メモリ: 16GB HDD: 13TB (3x4TB + 1TB) ケース: Define Mini FA-CA-DEF-MINI-BL という感じだ。計8万強で収まった。メモリは以前のものを使いまわしたので実質7万程度。最近は案外安いものだ。基本的にはNASにしたかったのでHDDはたくさん積んだ。4x4TBについてはZFSでRAID-Z2の構成にしている。あんまり電気食べてほしくないし、静かでいてほしかったのでCPUは低消費電力のものにしてみた。 MicroATXだが、ケースは特に小さくはない。

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