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CS381 を使って MicroATX に 48 TB 分の HDD を詰める
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CS381 を使って MicroATX に 48 TB 分の HDD を詰める

SilverStone SST-CS381B という PC ケースを買った。このケースは、MicroATX にもかかわらず、最大で 12 台と大量の HDD/SSD を積むことができる。ユニークなのはホットスワップベイで、8 台が 4 台ずつまとめられて 2 本の SAS (SFF-8643 Mini-SAS)で接続するようになっている。本記事では、このケースについてレビューする。

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32TB分のHDDを買った
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32TB分のHDDを買った

自宅で運用しているサーバには既に12TB分のストレージ を積んでいるが、最近は容量が枯渇してきていた。そのため、HDDを増設することにした。せっかく増設するならば、しばらく容量に関して思い悩まないようにするために思い切ってたくさん積みたいと思って、4TBx8台ほど積むことにした。後に述べるとおり、HDDケースとeSATA拡張カードも一緒に買った。 機材の選定と購入 HDDケース 既にHDDベイは使い切っているのでHDDケースも買う必要があった。8台詰めるケースとなるとその時点で選択肢はかなり少なくなるのだが、その中でもロジテックのガチャベイ LHR-8BNHEU3を購入した。これにした理由は、以下の2点からだ。 1) ケース側でRAIDを作らず、HDDを個別に認識できる 2) eSATA 6GとUSB3.0の両インターフェースを持っている。 1の要件は、サーバ側でZFSプールを作りたいと思っていたので必須だった。なお、同じケースののRAID対応版としてLHR-8BRHEU3があるのだが、こちらは

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ownCloudをDockerで導入した
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ownCloudをDockerで導入した

概要 本記事では、Dropboxのようなオンラインストレージをオンプレミスで構築することができるソフトウェアであるownCloudを導入する方法を説明する。今回は、公式で配布されているDockerイメージを使って導入するため、比較的手軽に導入できる。ただし、読者はDockerに関する最低限の知識を必要とするだろう。加えて記事中では、イメージに変更を加えownCloudが動作するユーザとグループを変更する方法についても述べる。これは、ある事情から、特定のユーザからしか読めない既存のディレクトリをownCloudに管理させる必要があったために行った。 背景と環境 自宅でサーバを動かしNASを運用しているが、それならばownCloudを入れると色々捗るという話を同僚から聞いたということが発端となり、導入してみた。ownCloudは、Dropboxのようなオンラインストレージをオンプレミスで構築するためのオープンソースのソフトウェアだ。すなわち自分が管理するNASに導入すれば、搭載されているHDD/SSDの範囲内で無限オンラインストレージが実現できる。 個人的には無限オンラインストレージがほしいということよりも、NAS上のファイルにWebブラウザからアクセスできるようになることが嬉しい。これまで何度かその必要に迫られることがあり、そのたびscpするのはめんどくさいなーと思っていたところだった。この理由から、今回の目標として: ownCloudを導入する ホーム(

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samba vfs_shadow_copy2とZFS snapshotでsambaでも「以前のバージョン」を使う
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samba vfs_shadow_copy2とZFS snapshotでsambaでも「以前のバージョン」を使う

Windows 7以降では「以前のバージョン」と呼ばれる機能があり、NTFSのスナップショットにエクスプローラからアクセスし、特定のファイルの以前のバージョンを復元させたり、あるいはファイルシステムの過去の状態をブラウズすることができる。 この機能はSMBによる共有フォルダ上でも利用できる。これまで僕は当該機能はsambaではサポートされておらず、使いたい場合はフォルダを共有する側のOSとしてWindowsを利用しなければならないと思いこんでいたが、どうやらsambaでもshadow_copy2 VFSモジュールを使うことで利用できるらしく、さらにZFSが提供するスナップショットをそのまま利用できることが分かったので設定した。なお、ZFSはZFS on Linuxで利用している。 環境 Debian Wheezy 7.8 ZFS on Linux 0.6.3 Samba

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