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Firebase Authentication のデータを別プロジェクトにコピーするスクリプトを書いた

表題の通り、Firebase Authentication のデータを別プロジェクトにコピーしたい状況が起こったので、それを行うためのスクリプトを書いた。 copy_firebase_auth.sh 使い方 Firebase CLI でコピー元、コピー先それぞれのプロジェクトにログインする Firebase の Web コンソール上でコピー元のハッシュパラメータをコピーし、スクリプトと同じディレクトリに .hashParameter として保存する PROJECT_FROM={コピー元プロジェクトID} PROJECT_TO={コピー先プロジェクトID} copy_firebase_auth.sh を実行する 解説 基本的にやっていることは単純で、Firebase のCLI にはユーザーのデータをディスク上に書き出す firebase auth:export と、書き出されたファイルから Authentication にデータを読み込む

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追加ソフトのインストール無しで、ボイスロイド品質のTwitchチャット読み上げを行う。

この記事の内容はもう使えません 2019年6月17日をもって、docomo による「音声合成【Powered by AI】API」が終了した [^1]。これにより、以下の方法によるチャット読み上げは使えなくなった。以前書いた、Webブラウザに内蔵されている音声合成エンジンを利用する記事(棒読みちゃんなどのインストール無しで簡単にTwitchチャットの読み上げを行う)を利用してほしい。 あるいは、株式会社エーアイが提供するもの以外(HOYA製とNTTテクノクロス製)の音声合成エンジンを利用するAPIは引き続き提供されているので、知識のある方はそれらを使うのもいいだろう。 概要 先日、棒読みちゃんなどのインストール無しで簡単にTwitchチャットの読み上げを行うという記事を書いた。この記事では、StreamLab の Chat Box と、Web Speech API を組み合わせることで、追加のソフトウェアをインストールすることなく、Twitch チャットの読み上げを行う方法を書いた。 上記の方法を応用すると、Twitch チャットの情報を Web Speech API

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棒読みちゃんなどのインストール無しで簡単にTwitchチャットの読み上げを行う
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棒読みちゃんなどのインストール無しで簡単にTwitchチャットの読み上げを行う

2022年5月26日: 最近のOBS(Streamlabs OBS ではなく本家の方)は、OBSのブラウザ自体が音声を再生できるようになったようです。その場合について追記しました。(二重に音声が聞こえた場合、別にブラウザを開く必要はないので閉じてしまってください。) 2020年8月23日: コードを修正した件について追記しました。後続記事(docomo の API を使う版)は既に動かなくなっているので、その旨を追記しました。 概要 本記事では、追加のソフトウェアのインストールを行うことなく Twitch チャットの読み上げを行う方法について説明する。正確を期せば Chrome、 Firefox、Edge といったブラウザが必要になるが、多くの環境ではすでに導入されているだろう。

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Cloud Firestore エミュレータ を concurrently と一緒に使う

概要 Cloud Firestore エミュレータ を コマンドの並列実行支援モジュール concurrently と一緒に使う場合、コマンドを少し工夫しないと期待通りに動作しない。以下を行う必要がある。 エミュレータの起動の際、firebase serve --only firestore < /dev/null とし、標準入力を /dev/null から取るようにする。 concurrently の--success (-s) オプションを適切に設定する。 期待通りに動作する npm script の例を以下に示す。 "scripts": { "test": "concurrently --success=first --kill-others -n 'emulator,

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development

Firebase Hosting のルーティングを噛ませて webpack-dev-server などの静的コンテンツホストを使うためのプロキシ

2019/1/14 午前5:57 (JST) provider のコードを修正。 概要 Firebase Hosting 用に設定したURL書き換えを利用しつつ、webpack-dev-server などの他の開発サーバーからコンテンツの取得をしたい。この問題に対して、Firebase Hosting の開発サーバー (firebase serve) が内部的に利用している superstatic を使い、URLを書き換えた上で別のサーバーからコンテンツを取得するようなプロキシを作ることで解決した。 完全なコードは https://gist.github.com/mecab/9890416390e8c5a2c42547823d252e20 で参照できる。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 背景と問題 Firebase Hosting は Google が提供する静的コンテンツのホスティングサービスだ。コンテンツを用意して適切な設定を書けば、そのコンテンツをHTTPで取得できるように

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uk

英国 Three の SIM を買う際に損しない方法: クレジットをアドオンに変換するのを忘れるな

概要 Three の Pay As You Go プランを購入または積み増しをした際、積み増したクレジットをアドオンに変換しないと 0.01GBP / MB と不利な料金で課金されるため、積み増し直後に忘れずに変換すべきだ。変換は Three の SIM を入れた状態で、https://three.co.uk/my3 から行える。 背景 諸事情で現在北アイルランドに来ている。外で携帯電話が使えないと不便なので Three というキャリアの SIM を購入した。Three は英国でサービスを提供するキャリアの中では比較的安く、かつEU圏内でのローミングを無料で提供している[1]。 Three のプリペイド式のプランである Pay As You Go プランでは、Phone

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ZshとiTerm2の環境下で、プロンプトにemojiを用いた場合にコマンド補完後に最初の1文字が重複して表示される問題を解決した。
terminal

ZshとiTerm2の環境下で、プロンプトにemojiを用いた場合にコマンド補完後に最初の1文字が重複して表示される問題を解決した。

ある日久々にiTerm2をアップデートしたところ、コマンド補完後に最初の1文字が重複して表示される問題が起こった。 と言われてもどのような問題か分からないと思う。ぼくも上手く説明できない。実際に見るとすぐ分かるので動画を撮った。 以上のように、補完を行うと、入力していた文字列の1文字目が重複して表示される上に、行を消しても1文字だけ残ってしまう状況になる。これは表示上だけの問題で、Enterキーを押しても入力されて無いものとして扱われる。この状況で作業するとかなりストレスが溜まった。 プロンプトの文字列を変更して問題を切り分けると、emojiがプロンプト中に含まれているのが原因だと分かった。ぼくの環境では$の代わりに💰のemojiを使っている。金運アップを見込んでだ。 解決するにはプロンプト指定において、emoji部分を%1{と%}で囲めばよい。%1{💰%}という具合だ。 解決にあたっては、StackexchangeのFirst characters of the

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コンバースは輸入できるし、Superdry 極度乾燥(しなさい) も輸入できる。さらに言えば偽ブランド品も輸入できる(ただし個人利用に限る)。たぶん。
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コンバースは輸入できるし、Superdry 極度乾燥(しなさい) も輸入できる。さらに言えば偽ブランド品も輸入できる(ただし個人利用に限る)。たぶん。

本記事は法律や通達の解釈を含むが、筆者は法律の専門家ではない。もし記事に誤りや解釈の間違いがあった場合は @mecab まで指摘いただけると嬉しい。 概要 Superdry 極度乾燥(しなさい) や、日本国外で売られているコンバースの商品は、正規品であっても個人輸入すらできないという言説がある。これはぼくの解釈によれば間違いであり、業として輸入せず、個人的に使う限りであれば輸入することができる。 また、上記のような海外ブランドの正規品の輸入に限らず、偽ブランドでも同様に個人で利用する分には輸入できそうだ。両社とも税関で止められる可能性はあるが、適切な意見書を提出することで輸入は認められるだろう。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 背景 元々この記事は半年前あたりに「オフホワイト コンバースを輸入したら税関に滅却されお金まで取られた話[1]」というブログ記事が話題になっていたころに書こうと思いながら調べたり構想を暖めておいたものだ。

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32TB分のHDDを買った
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32TB分のHDDを買った

自宅で運用しているサーバには既に12TB分のストレージ を積んでいるが、最近は容量が枯渇してきていた。そのため、HDDを増設することにした。せっかく増設するならば、しばらく容量に関して思い悩まないようにするために思い切ってたくさん積みたいと思って、4TBx8台ほど積むことにした。後に述べるとおり、HDDケースとeSATA拡張カードも一緒に買った。 機材の選定と購入 HDDケース 既にHDDベイは使い切っているのでHDDケースも買う必要があった。8台詰めるケースとなるとその時点で選択肢はかなり少なくなるのだが、その中でもロジテックのガチャベイ LHR-8BNHEU3を購入した。これにした理由は、以下の2点からだ。 1) ケース側でRAIDを作らず、HDDを個別に認識できる 2) eSATA 6GとUSB3.0の両インターフェースを持っている。 1の要件は、サーバ側でZFSプールを作りたいと思っていたので必須だった。なお、同じケースののRAID対応版としてLHR-8BRHEU3があるのだが、こちらは

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internet

光コラボに関する悪質な訪問販売をうけたので総務省に通報した

我が名は、悪質な訪問販売絶対殺すマン!!!(ついでにいうと悪質じゃなくてもすべての訪問販売は滅びてほしい) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 概要 先日、光コラボレーションモデル(光コラボ)を使ったインターネット回線(ソフトバンク光)への乗り換えと、それに伴うISP(Yahoo! BB)の乗り換えについて悪質な訪問販売を受けた。具体的にはアパートの共用盤の工事関連かと思われる言動をしてオートロックの中に入ってきたことと、2)まるでNTTが安いインターネット接続を始めたかのような誤解を招く発言をした点が悪質だった。この点に関して、総務省電気通信消費者相談センターへの電話での通報を行ったので、この一部始終を記載する。なお、会話については録音していなかったので原文ママではないことを承知いただきたい。大意はそのまま書けているはずだ。 訪問 先日から風邪をひいてつらい思いをしているのだが、家で倒れこんでいるとインターフォンが鳴った。**「お世話になっておりますー。(会社名)ですー。お宅のマンションのインターネットの共用盤について確認があるのでオートロックを開けてください。」**とのこと。一見、回線の工事をやっているような業者のように聞こえるが、何のことはなくただの営業で、共用盤を見ることはない。いつもは「回線の営業ですよね?」と確認し、「営業なら営業と言ってください。」と追い払うのだが、

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PUBGでマウスカーソルの位置がずれるときの対処法(と、PUBGの布教のための文章)

概要 PUBGでマウスカーソルがずれる場合、PUBGの起動前にWindowsのタスクバーを左右におかず、上下に置くようにすればよい。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 本文 最近PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)をプレイしているのだが、フルスクリーンで遊んでいると時々(特に、Alt+Tabで一旦裏に回して戻したときとか、解像度を変えた時とか)マウスカーソルの位置がずれるという問題が起こっていた。 ずれるというのは、言葉で説明しにくいが、マウスで何かをポイントしたり、クリックしたりした際、動作が行われる場所がポインタのやや左側になるという現象だ。これが起こると、マップ上でピンを立てた際にピンが立つ位置がポインタの場所ではなくなったり、インベントリで上手くアイテムを選択できなくなってゲームの進行に著しく支障をきたす。 ウィンドウを何度か切り替えたり、解像度を変えたりしていると直るので、ずれた場合はなんとかそれで凌いでいたのだが、さすがにイライラしてきたのでWeb調べてみたところ、Windowsのタスクバーを左右におかず、上下に置けば解決する [1] とのことだった。どうやら、このずれはタスクバー分のずれのようだ。ぼくは実際に画面左側に配置していた [2]。自分の場合は、見た目上のカーソルが右側にずれていたが、おそらくタスクバーを右側におくと、左側にずれるのだろう。 実際にやってみたところ、

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Lightroom専用コンソールこと、Loupedeckが届いた
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Lightroom専用コンソールこと、Loupedeckが届いた

2017年7月30日 利用環境に関して追記。一部の段落を入れ替え。 クラウドファンディングサイトであるところのIndiegogoといえば、最近はGPD Pocketが届かないと日本人が騒いでいてうるさいと一部で話題だが、そんな騒ぎを横目に、去年の10月に229EUR (+送料38EUR)を投げ入れていたLoupedeckがついに届いた。本記事では、Loupedeckの紹介をし、製品への第一印象を述べる。 TL; DR スタイリッシュな見た目に反して材質はチープ。しかし操作感は良く、想像以上に便利で機能的にはかなりいい。ソフトウェアの更新でより改善できる点はありそうで今後に期待。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); Loupedeckの概要 Loupedeckの外箱 Loupedeckは写真編集ソフトであるAdobe Lightroom専用のコンソールだ。露出・コントラスト・回転・

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development

TWESDKでmallocみたいな動的メモリ確保をする

概要 ミーハーなので最近はIoTみたいなことをしている。簡単な無線通信をしたくて、TWESDKを使ってMonoStick(旧TocoStick)で動くプログラムを書いているのだが、動的にメモリを確保する方法を見つけるのに苦労したので記録しておく。 やりたいこと いわゆるmallocを使った動的なメモリ確保。よくあるやつ。 #include <stdlib.h> #include <string.h> void func(void) { uint8 bufLen = 16; char* buf = (char*)malloc((sizeof char) * buflen); // ここ strcpy(buf, "foobar"); } TWESDKで開発していると、上記をやってもmallocがメモリを確保してくれず、常にNULLを返してくる。 解決方法 #include

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research

JSAI2017での発表が炎上している件についての私見。

2017年度 人工知能学会全国大会(JSAI2017)で行われたある発表が炎上しているのを観測している。祭りごとが好きな性分なので基本的に炎上はたーのしー!もっとドンパチやれーと思って眺めているのだけれど、思ったより泥沼になっていてつらい気がしたのでまとめつつ私見を書くことにした。 思うところは基本的にTwitterにぼちぼち書いていたので、それらを載せつつ適宜文章を補う形で書いていこうと思う。 経緯 まず今回の炎上の経緯を簡単にまとめる。 JSAI2017で近江らにより「ドメインにより意味が変化する単語に着目した猥褻な表現のフィルタリング」という発表がなされた。この論文はPDFとしてWeb上でも公開された(現在は非公開: 後述)。 (2017/5/24夜ごろ)論文中では、pixivより10個のR-18小説を選び、猥褻な表現に関する文を抽出し分類していた。選んだ10個の作品については「URL」、「作者名」、「小ジャンル(ノーマルラブ/ボーイズラブのどちらか)」を表として掲載していた。 小説の作者ら複数がTwitter上で自らの小説が無断で利用されたことを抗議し、また小説を削除、あるいはマイピク[1]のみへの公開とした。 (207/5/25朝)JSAI2017のWebサイト上からPDFが削除され「※例外的に発表原稿を非公開としました。」との説明が掲載された。 3以降、二次創作周辺のコミュニティと研究者コミュニティを中心として議論が紛糾し今に至る。 私見

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docker

VAAPIとDockerでDebianでもQSVを使ったh.264エンコードを行う

Debian上でChinachuを使った録画サーバを運用しているが(構築する記事は以前書いた)、これまでエンコードは普通にCPUでやっていて、そこそこ時間がかかっていた。 最近のIntel CPUに搭載されているハードウェアエンコーダであるところのQuick Sync Video (QSV) を使うとかなり速くなるというのは知っていたものの、Linux上ではIntel Media Server Studio (MSS) の導入が必要だと思いこんでいた。これが曲者で、CentOSじゃないとダメだったりカーネルにパッチ当てないといけなかったりでつらそうだし[1]で、ホストはできるだけきれいに保ちたかったので諦めていた。VM作って行おうにも、CPUがVT-dに対応していることが必要[2]で、Haswell世代のCore i3を使っているのでダメだった[3]。 ところが、最近Video Acceleration API (VAAPI) の存在を知った。これはMSSとは異なりオープンソースで開発されているハードウェアアクセラレーション用のAPIであり、カーネルにパッチを当てなくても利用することができる[1:1]。つまりDockerでコンテナに閉じ込めてきれいに使うことができるわけである。探してみると、既にVAAPI対応FFmpegを利用するためのDockerfileを作っている方がいらっしゃった(https://github.com/

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postgres

MastodonのPostgreSQLをpg_rmanを使ってバックアップする

2017-04-25 23:26 typo修正 しばらくブログを更新していなかったが、最近は「ぼくもあの日、有給を取ってインスタンスを立ててさえいれば今頃年収3億ぐらいでドワンゴに雇われていたのでは...。」と思う日々を過ごしている。 とはいえ、インスタンス運用しつつ運用ネタでも書けば、まだ年収1億ぐらいでなら雇われるチャンスがあると思うので、運用ネタでも書くことにする。バックアップだ。 ユーザが20人程度いる弱小インスタンスを回しているが、つまりデータを飛ばすと20人から怒られてしまう。小心者なのであまり怒られたくはない。ということでPostgresのバックアップを構成することにした。 本記事では、Dockerで運用しているMastodonのDBを、Dockerの恩恵を受けつつ比較的楽にバックアップする方法について言及する。内容自体はMastodonに限らず、Postgresを利用するシステム全般で参考になるだろう。 pg_rman 色々調べてみると、Postgresでオンラインバックアップを取るにはpg_rmanを使うのが便利そうであることが分かった[1] [2]。pg_rmanは 1)DBの実体ファイルの物理的なコピーと 2)コピー中のトランザクションログ(WAL)をマークするコマンドの発行をまとめてやってくれるユーティリティだ。加えて、実際にリストアをする際もよしなに面倒をみてくれるらしい。 導入 弱小インスタンスの良いところは、パフォーマンスを気にせずDockerコンテナから剥がさずほぼ本家そのままのdocker-compose.ymlで動かせるところで、

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I can :(){ :|: &};: in production Tシャツを作った。
t-shirt

I can :(){ :|: &};: in production Tシャツを作った。

最近、STEERSというサービスを知った。このサービスは、オリジナルTシャツの販売サイトだ。自分でデザインしたTシャツを販売している業者は無数にあるが、STEERSの特筆すべき点は、デザインをアップロードして購入を募るところまで無料であるところだ。その後、3名以上から注文があった場合に注文が確定され、注文者に請求された後に発送されるらしい。このため、デザインをアップロードした人は(自分で注文しない限り)無料でTシャツを販売することができる。価格については、Tシャツの原価のままで販売することもできるし、自分の利益を上乗せした上で販売する事もできる。 前々からネタTシャツを作ってみたかったものの、1枚だけつくると割高だし、かといって複数枚作っても友人らに売れるかどうか不安でなかなか勇気が出なかった。STEERSではデザインだけ上げて、他の人に需要があるかを伺えるので嬉しい。さらに、デザインの過程もブラウザ上だけで簡潔し、UXも良い。 ということで、さっそく1つ作ってみた。 I can :(){ :|: &

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端末エミュレータに対して、リージョンをクリップボードにコピーするための制御文字列(OSC52/PASTE64)をEmacsから投げる方法。

2018/1/28 修正: 1)軽微な日本語の修正。2)使っていた別のパッケージで定義されていたreplace-in-stringをビルトインのものだと思いこんで使っていた問題と、cl.elの読み込みが必要であるloopマクロを読み込まずに使っていた問題を修正。それぞれビルトインの関数のみで動くように変更。リンク先のGistを修正しています。この問題は試された方からの指摘によって気づきました。ありがとうございました。 2016/1/23 修正: (osc52-interprogram-cut-function)を間違えて(osc52-select-text-tmux) と書いていた部分を修正。後者はtmux限定のコピー用関数です。合わせてgistも修正しました。 背景 OSC52、またはPASTE64と呼ばれる制御文字列がある。これを(対応した)端末エミュレータが受け取ると、画面には何も表示しない代わりに、引き渡された文字列をOSのクリップボードに格納してくれる[1] [2]。これを活用することは、SSH先のホストでエディタ上に表示されているものをコピーしたいときに特に有効だ。端末上で普通に範囲選択をしてコピーする場合は、「見たままで」しかコピーできない。すなわち、画面バッファを超えた範囲はコピーできないし、画面を分割していたり、エディタで行番号を表示している場合はそのままコピーされてしまう。この状況は、

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Emoji に関する詳細情報を表示するコマンド、emspect をリリースしていた。
development

Emoji に関する詳細情報を表示するコマンド、emspect をリリースしていた。

この記事は絵文字 / Emoji Advent Calendar 2016の20日目だ。 概要 emojiに関する詳細情報(コードポイント、名前[1]、キーワード、GitHubのショートコードなど)を表示するコマンド、emspectをリリースした。Node.jsで書いてnpm に公開した。GitHubで開発を進めている。 $ npm install -g emspect でインストールできる。 使い方は $ emspect --help 参照のこと。 作った理由 絵文字に関するコマンドは色々あるが、だいたいは検索とか入力支援

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let's encrypt

SSL証明書更新ついでに Let's Encrypt を導入した。

背景 先日12月15日からこのブログで使っているドメイン用のSSL証明書が失効してしまっていた。ということで更新作業を行った。 これまで StartCom が運営する StartSSL というサービスで無料の証明書を取得して運用していたが、Firefox や Chrome では新たに発行された証明書が信頼されなくなるということに気づいた。どうやら不正な日付の証明書を意図的に発行したり、同じく認証局を運営する WoCert から買収されたことを公表しなかったりと、不祥事を起こしたために信用を失ったことが原因らしい[1][2]。 そこで、最近よく耳にするLet's Encrypt に乗り換えることにした。Let's Encrypt は非営利団体である Internet Security Research Group によって運営される無料でオープンな認証局だ。特徴として、Automated Certificate Management Environment (ACME) プロトコルに対応しており、対応するソフトウェアを利用することで、ドメインの認証から公開鍵基盤の展開を自動で行うことができる点がある。すなわち、WebサイトをSSL対応させる場合、一般的には ドメイン認証を行い(

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Zshでプロンプトのホスト名をホスト名によって異なり、かつ読みやすい色にした。
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Zshでプロンプトのホスト名をホスト名によって異なり、かつ読みやすい色にした。

Zshでプロンプトのホスト名をホスト名によって異なり、かつ読みやすい色にした。 という記事を某アドベントカレンダーのために Qiita に投稿したので、このブログからも参照しておきます。 年末の大掃除として、ターミナルとシェルの環境を整えました。以下の通り、そこそこ実用的かつ、カラフルで楽しい感じになりました。 「とりあえずemoji入れとけば良いと思うなよ💢💢💢」と怒られそうですが、プロンプトのホスト名の色つけだけはちょっと真面目に設定したので、これについて書きます。 という感じの記事です。続きはQiita上でどうぞ。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

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3行で服喪する
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3行で服喪する

(2016/10/17 10:14 更新: ベンダープレフィックスの必要性を追記) 先日タイ国王が崩御されたが、これを受けてタイ航空をはじめ、多くのタイ関連Webページがモノクロ化されて喪に服しており話題になっている。タイ国政府観光庁の日本向けサイトもモノクロになっていた。 タイ系企業の服喪・自粛っぷりがスゴイ!軒並みサイトがモノクロ化。タイ航空に至ってはプミポン国王が雲の上で手を振っているし…!30日間の娯楽禁止令も出された模様。愛されているなぁ。 pic.twitter.com/Q0wUXA0A5a — USHISUKE (@USHISUKE) October 14, 2016 (adsbygoogle = window.adsbygoogle

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deep learning

俺のニューラルネットワークは学習能力の低い俺に似てちゃんと学習しないし、気分転換にTensorflowにプルリク投げたらマージされた。

世間ではディープラーニングはアツいようで、ディープラーニングさえできれば基本的人権が確保されるどころか人体の代謝を高め、疲労感が改善し、生活習慣病の予防やダイエットにも役立ち[1]、キュウリの仕分けもできる[2]という。 ということで僕も最近はTensorflowを使ってディープラーニングのラーニングをしているのだけど、久しぶりに計算機関連の学習においてつらさを感じている。 確かにサンプルに入ってるmnistとか回すのは当然うまく行くのだけど、自分の抱えている問題に適用しようと思ってデータセットを変えてみたり、他のネットワークを試してみようと思って実装を変えてみたりすると、とたんに上手くいかなくなる。 デバッグしようにも結果が出るまで時間がかかるし、ハイパーパラメータの設定がおかしいのかコーディングにミスがあるのか分からなくてつらい。なのだけど、近くの席のディープラーニングガチ勢に聞いたら、「TensorflowじゃなくてCaffeで書いて同じデータ入れてみましたけど普通に分類できてますよ?あれ、なんか精度めっちゃいいんだけどwww」って言われるし、また別のディープラーニング職人にコード見てもらったら「ここの(パラメータの)数字、これはさすがに大きすぎっすね。」って指摘された。「デバッグつらいですよね、なんで分かるんですか。」と聞いたら「経験による...。」との渋い返事をいただいた。 つらい時間を過ごしている間に、この感覚は何かで味わったそれと似ていることに気づいた。そうだ、Blenderで描かれた3DCGを見て、すげぇ、このソフトを使えば俺にもこんな3DCGが作れるんだ...。と思ってチュートリアルをひたすらやってみたけど、「2Dでも絵が描けないのに3Dモデリングできるわけないじゃん...。」と気づいたときや、それならば2Dだと思い、saiで描かれた絵を見て、

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essay

何が「おつかれさまです / よろしくお願いします」じゃ、「前略 / 草々」を使え。あるいはグローバルなビジネスを加速する方法。

日本語の手紙においては、「拝啓」からはじまり、時候の挨拶に続いて内容を述べ、「敬具」で終わる、冗長かつ美しい形式がある。Eメールにおいてはこれらの表現は一般的には省略されることが多く、また省略することがマナーとされることもある[1][2]。 おそらく、通信にかかるコストが高かった時代に由来するものだと思うし、インターネットが一般化し、安くなった現在においては日々大量のメールが届くようになってしまったため、簡潔なものが好まれるのは当然だろう。時代に伴いマナーや言葉は変化するものだろう。 しかし我々は失敗した。ビジネスメールの通例として「おつかれさまです」「よろしくお願いします」という中途半端な形式を生んでしまった。確かに時候の挨拶は消えた。しかし「おつかれさまです」「よろしくお願いします」は、もともとの「拝啓」「敬具」よりも長くなってしまったではないか。 何よりも大きな問題は、「おつかれさまです」「よろしくお願いします」の部分は定型句のようでありつつも、微妙にそうではなく、悩みやすいことだ。社会人の皆さまにおいては大体想像がつくと思うし、もしそうでなくても、前者については「メール おつかれさまです」の検索結果を眺めるとなんとなく想像がつくと思う。後者も、

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