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let's encrypt

SSL証明書更新ついでに Let's Encrypt を導入した。

背景 先日12月15日からこのブログで使っているドメイン用のSSL証明書が失効してしまっていた。ということで更新作業を行った。 これまで StartCom が運営する StartSSL というサービスで無料の証明書を取得して運用していたが、Firefox や Chrome では新たに発行された証明書が信頼されなくなるということに気づいた。どうやら不正な日付の証明書を意図的に発行したり、同じく認証局を運営する WoCert から買収されたことを公表しなかったりと、不祥事を起こしたために信用を失ったことが原因らしい[1][2]。 そこで、最近よく耳にするLet's Encrypt に乗り換えることにした。Let's Encrypt は非営利団体である Internet Security Research Group によって運営される無料でオープンな認証局だ。特徴として、Automated Certificate Management Environment (ACME) プロトコルに対応しており、対応するソフトウェアを利用することで、ドメインの認証から公開鍵基盤の展開を自動で行うことができる点がある。すなわち、WebサイトをSSL対応させる場合、一般的には ドメイン認証を行い(

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siggraph2016_colorization を公開してからの大量のアクセスを捌くためにやったこと
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siggraph2016_colorization を公開してからの大量のアクセスを捌くためにやったこと

背景 前回の記事で書いた、早稲田大 石川研の方々の白黒写真に着色するプログラムをWebで動かすサービスを公開したところ、予想以上にバズって驚いている。まさかITMediaに、加えてねとらぼの方にも掲載される日が来るとは夢にも思わなかった。ちょっとバズったら嬉しいな〜という下心が無かったといえばそんなことはなく、それでTweetするボタンをつけてみたりしたが、まさかここまでとは。という心境だ。 おかげさまで、公開からの5日間(6/5〜6/9)で3万人近いユニークユーザに訪問していただき、13万を超えるページビュー(PV)を記録した。ありがたい限りだ。 一方、急なアクセスの増大に対して、サービスを安定させて動かすためにいくつか改良を行った。私個人が作ったこれまでのサービスはだいたい閑古鳥が鳴いているし、業務でもだいたいコンセプト実証のためのコードを書いているので、これまでトラフィックやパフォーマンスの問題に直面することはなかった。今回アクセスが増えるのを横目に見ながら、

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