本記事では Nature Remo の初期モデルについて書く。製品写真を見る限り、Nature Remo mini(初期モデル)や、現行の Nature Remo 3 や他のモデルにでも適用できると思うが保証しない。(試してみた方はぜひ @mecab まで教えていただけると嬉しい。)

Nature Remo という製品があって、これはいわゆるスマートリモコンで、赤外線リモコンに対応した各種家電(主にエアコンやテレビ)をスマートフォンから操作できるようにするものだ。

製品自体は結構便利で、見た目もシュッとしていて良いのだが、USB 給電で動くためにコンセントからの配線がダサくなってしまう。コンセントに USB 電源アダプタを差し、そこから USB ケーブルを伸ばさなければいけない。Nature Remo には下の写真に示す USB ケーブルとアダプタが付属していたが、結構目立ってしまう。

Nature Remo 付属の USB ケーブルとアダプタ

どうにか良い方法がないかと探していたが、エレコムが出しているキューブ型の USB 電源アダプタと、SwitchBot ハブミニ用の USB アダプタを組み合わせ、アダプタの先端を少し削ることで、Nature Remo を良い感じにコンセントに直付けできることに気づいた。削るのは、アダプタが少し太く、そのままでは Nature Remo に差し込めないからだ。

商品はこちら:

実際にやってみたので写真を載せる。

まず、SwitchBot ハブミニ用の USB アダプタを削る。最初はヤスリでやっていたが、粗目のものが手持ちになく全然削れなかった。痺れを切らして適当にカッターナイフで切ってみたところ案外簡単に切れた。雑すぎて切り口が汚く、さらに削りすぎている部分もあるが、最終的には見えないので気にしない...。

SwitchBot ハブミニ用の USB アダプタを削ったところ。断面が汚い。

削るとなんとか Nature Remo 本体に差すことができる。

削ったハブミニ用 USB アダプタを Nature Remo に差したところ

これを、エレコムの USB 電源アダプタに差す。この電源アダプタは L 字になっているので、コンセント直付けでに壁に沿って良い感じに設置できる。

エレコムの USB 電源アダプタを通して、Nature Remo を電源コンセントに取りつけたところ

無事に設置できた。Nature Remo と壁の間の空間がもう少し小さくなればより嬉しいが十分だろう。なお、L字に取りつけられる USB 電源アダプタは色々ありそうな気もするが、意外なことにエレコムの製品しか見つからない。


この方法を思いつくにあたって、以下 2 つのサイトを参考にした。


最後に今回買った 2 つの製品を並べてみた写真を貼る。ハブミニ用アダプタを削る前に写真を撮ればよかった...。

紹介した2つの製品を並べたところ

エレコム AC充電器 Walkman/CUBE/1A/USB1ポート/ホワイト

B01M7U0QPI

SwitchBot ハブミニ専用コネクタ Amazon Echo Flexに適用 - アダプター USB Type-A to Micro USB A 変換コネクタ ケーブル不要

B08DD238YX