ownCloudをDockerで導入した

概要 本記事では、Dropboxのようなオンラインストレージをオンプレミスで構築することができるソフトウェアであるownCloudを導入する方法を説明する。今回は、公式で配布されているDockerイメージを使って導入するため、比較的手軽に導入できる。ただし、読者はDockerに関する最低限の知識を必要とするだろう。加えて記事中では、イメージに変更を加えownCloudが動作するユーザとグループを変更する方法についても述べる。これは、ある事情から、特定のユーザからしか読めない既存のディレクトリをownCloudに管理させる必要があったために行った。 背景と環境 自宅でサーバを動かしNASを運用しているが、それならばownCloudを入れると色々捗るという話を同僚から聞いたということが発端となり、導入してみた。ownCloudは、Dropboxのようなオンラインストレージをオンプレミスで構築するためのオープンソースのソフトウェアだ。すなわち自分が管理するNASに導入すれば、搭載されているHDD/SSDの範囲内で無限オンラインストレージが実現できる。 個人的には無限オンラインストレージがほしいということよりも、NAS上のファイルにWebブラウザからアクセスできるようになることが嬉しい。これまで何度かその必要に迫られることがあり、そのたびscpするのはめんどくさいなーと思っていたところだった。 »

samba vfs_shadow_copy2とZFS snapshotでsambaでも「以前のバージョン」を使う

Windows 7以降では「以前のバージョン」と呼ばれる機能があり、NTFSのスナップショットにエクスプローラからアクセスし、特定のファイルの以前のバージョンを復元させたり、あるいはファイルシステムの過去の状態をブラウズすることができる。 この機能はSMBによる共有フォルダ上でも利用できる。これまで僕は当該機能はsambaではサポートされておらず、使いたい場合はフォルダを共有する側のOSとしてWindowsを利用しなければならないと思いこんでいたが、どうやらsambaでもshadow_copy2 VFSモジュールを使うことで利用できるらしく、さらにZFSが提供するスナップショットをそのまま利用できることが分かったので設定した。なお、ZFSはZFS on Linuxで利用している。 環境 Debian Wheezy 7.8 ZFS on Linux »